2005年12月08日
私はソリューション系のお仕事を主にしていますが、世の中にはパッケージ系のお仕事ばかりで頑張っている方もたくさん居ます。
あまり良い言葉ではありませんが、ソリューション=隙間商売・パッケージ=正統派商売というイメージが世の中に定着しているようで、パッケージ屋さんは妙に態度が大きかったりします。 ソリューションの世界では、少々大きな会社の仕事を請負うと、他部署やいろんな方との調整を経てスケジュールを決定するので、納期は絶対です。その為、品質が犠牲にされることもしばしばです。 反対に、パッケージの世界では、品質・規格最優先のため、品質を確保できる為の余裕のあるスケジュールが組まれます。当然、予定通りに進まない場合には、まずリスケジュールが行われます。 こういった気質から、パッケージ屋さんがソリューション的な仕事をすると納期が疎かになる傾向があり、ソリューション屋さんがパッケージ的な仕事をすると、品質が疎かになる傾向があります。 どちらも兼ね備えるには・・・開発者と管理者の意識改革とモチベーションが必要です。 結局は人の問題なのかもしれません。 さて、どちらのお仕事でも、完全なブラックボックス化することでプロプライエタリな環境を構築しようとする傾向があります。 人は、過去の記憶の上に新しい記憶を足し合わせて進化します。 極端に言うと、プロプライエタリなやりかたが行き過ぎると、人は前方性健忘症と同じ状態に陥り、突発的な発明を除いては進化が止まります。 私は、そのような未来は歓迎していません。 そういう意味では、私はレッシング信者であり、オープンソース歓迎派です。 興味のある方は、ローレンス・レッシングの「free culture」をどうぞ。 なんでも、やりすぎは良くないようです。 ではまた。
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